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スタッフブログ

家づくりについて

2021/10/07

代表ブログ一回目! 「Ua値」と「C値」の話。

代表ブログ一回目! 「Ua値」と「C値」の話。 画像

ブログ訪問、ありがとうございます!

生まれ育った石岡市で、

自分の住まいから30分圏内を仕事範囲として、

新築からリフォーム・古民家再生まで

家に携わる事を毎日楽しくお仕事させていただいております、

建築工房陽向・代表大久保です。

本日から改めてちゃんとブログを始めたいと思います。

毎日更新!!って意気込みではありませんが、

少しでも

・役に立つ。

・為になる。

・暇つぶしになる。

のどれかに当てはまるように頑張りますので、宜しくお願い致します。

さて、では今回は早速ですが、「Ua値」と「C値」の話を。。

「UA値」と「C値」

最近、
これから家造りを検討している方とお話をしていると、

「家づくりの勉強を、ほんとにしっかりされているんだな。」

と感じる事が多くなりました。

(正直なところ、自分も負けないように必死ですが。。)

特に少し前までは、

お客様から「Ua値」や「C値」など、

そういう、自分たちが同業者さんと話すときの業界用語的な言葉を聞くことはなかったのですが、

最近ではこれらの言葉についてしっかり質問される方も増えてきました。

ちなみに、

「Ua値」と「C値」は

Ua値が住宅の断熱性を表す数値

Cが気密性をあらわす数値

となっています。


今回はそのUa値とC値に関して、

まだ勉強始めたばかりの方に、

基礎知識を紹介していきます。


その1
<Ua値は断熱性能を表した数値>


Ua値は「外皮平均熱還流率」と言われるもので、

簡単に言うと熱が建物の中から外にどれだけ逃げていくかを表した数値です。

Ua値が小さいほど住宅の断熱性能が高いことを示します。

(参考まで、建築工房陽向ではUa値を0.40W/㎡/k以下になるように設計しています。)

断熱性が高いことでのメリットは、

◆外気温の影響を受けにくい◆


断熱性が高いことで、外気温の影響を受けにくくなります。

冬場は、室内の暖かさを逃さず、

夏場は、外の暑い熱が建物の中に入ってくることを防いで

快適な生活を過ごすことができます。



◆家の温度差を小さくできる◆


しっかりとした断熱性が確保された家は、

部屋ごとの温度差が小さくなります。

家の中の温度差が少なくなることによって、

洗面所やトイレなど、一般的に暑い寒いがある場所と、

リビングなどの空調が効いている快適な場所の温度差が小さくなり、

入浴時や入浴後によく起こると言われる、

心臓や脳血管に重大な問題を引き起こす原因となる、

ヒートショックから家族を守ってくれます。


その2
<C値は気密性を表す数値(家の隙間の面積を表す数値)>


C値は、床面積1㎡当たりにどれだけのすき間があるかを示す数値です。

C値が小さいほど気密性が高いということになります。


C値は気密を測定するための専用気密測定機を使用して測定します。

(参考までに、建築工房陽向では全棟気密測定を行い、

(実は、全棟気密測定が非常に大事です。その理由はまた後ほど。。)

0.5㎠/㎡以下にすることを自社基準にしています。

直近の測定では0.2㎠/㎡台の非常に良い結果を得ています。)

気密性が高いことでのメリットは、


◆余計な空気を家の中に入れない◆

いまいちピンとこないかもしれませんが、

余計な空気(外気)を家の中に入れないのは、非常に大事なことです。

外の空気は、

もちろん目に見えませんが、

夏は暖かいし、冬は冷たいです。

そして、湿気も多かったり、少なかったり。

PM2.5を含んでいたり、外の砂埃や黄砂や花粉を含んでいたりもしますね。

つまり、

実はそのまま家の中に入ってくると、

とても要らない性能を持ってます。

それを、計画的に決まった場所から室内に入れることによって、

家の中の環境が良くなります。

そのためには、

無駄な隙間(非計画的に外気が入ってくる場所)を作らない、

つまりC値の値が小さい家がいいのです。


◆換気の効率が上がる◆


これも意外に思う方が多いのですが、

気密性が高いと換気設備が効率的に働きます。

空気の出る部分と入る部分をしっかりと管理することで、

家の中のいらない空気をちゃんと管理して外に排出できるのです。

まとめ

UA値とC値のこと、

ざっくり伝えるとこんな感じです。

こんなざっくりで全ては分からなくとも、

「今度家を建てる時には、工務店さんにUA値とC値について聞いてみようかな?」

って、ちょっと思いませんか?

もしその時に親身になって教えてくれる工務店さんなら、

お任せして大丈夫の第一歩を踏んだな。と思ってください。

これから家造りをされる方にとって、

高気密・高断熱は必須の条件だと自分は思います。

(それと耐震等級3もね。これもまた後ほど。)

今回、記念すべきちゃんとした一回目のブログ

「Ua値とC値の話」

を参考にして、

これから素敵な家造りが始まれれば自分もうれしいです。

最後までありがとうございました。

建築工房陽向・大久保
 

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